
メディカル翻訳初級は、医学関連メディカルドキュメントの英訳力を鍛えたい方、メディカル翻訳に興味がある方を対象にした講座です。
メディカル翻訳初級の特色
- 講座名は初級ですが、講座を修了する頃には300~400字程度の症例報告を英訳できるようになることを目指します。
- メディカル翻訳を初めて学ぶ方も無理なく習得できるように、メディカル翻訳の基本である「症例報告」を中心に、症状の発現、病院の受診・入院・退院、検査、診断、治療、転帰に関わる英訳表現を学びます。
- メディカルドキュメントで頻用される専門用語の意味を理解できるよう、重要な専門用語を詳しく解説します。
- およそ100個の基本表現(和文・英文)から症例報告の基礎となる英文作成を学びます。
- 課題として短いナラティブ(症例ストーリー)を学びます。
- メディカルドキュメントには、医薬品の添付文書、医療機器の取扱説明書、治験薬概要書、治験実施計画書(プロトコル)や治験総括報告書、同意説明文書、カルテや診療情報提供書、投稿論文原稿や学術論文などが含まれます。
メディカル翻訳初級の講座内容
第1章 症例について
例えば、「症例」を英語に翻訳するとき「case」を使用するのか、「patient」を使用するのか判断する方法を学びます。症例報告とは何かを学び、同時に症例提示の方法も学びます。
第2章 患者に発現した症状等に関する表現
患者が発現した症状の愁訴・主訴、症状の発現、症状の軽減や消失、悪化や再発、臨床経過に関する表現を学びます。
第3章 受診・入院・退院に関する表現
病院の受診、入院、退院に関する表現を学びます。
第4章 検査に関する表現
バイタルサイン、理学検査、臨床検査/検体検査、生理機能検査、画像検査に関する表現を学びます。
第5章 診断に関する表現
診断一般、誤診、確定診断や鑑別診断など診断に関する表現を学びます。
第6章 治療に関する表現
治療一般、薬物療法の用法・用量、増量や減量、中止や変更、投与期間、治療効果、外科的治療(手術)に関する表現を学びます。
第7章 患者の転帰に関する表現
軽快、回復、未回復と不変や悪化、寛解や治癒に関する表現を学びます。
テキストサンプル
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